「わかりやすい防災マニュアルを作りたい」
「防災マニュアルを作る際の情報はどこを参考にしたら良いのだろう」
このように防災マニュアルについて悩みを抱えている企業は多いのではないでしょうか。
わかりやすい防災マニュアルを作るためのポイントは、視覚的な作りを意識することです。
この記事では、わかりやすい防災マニュアルとはどのようなものなのかについて解説します。
記事後半では防災マニュアルを作るときに必要な情報源や参考についても紹介するので、ぜひ最後までごらんください。
防災マニュアルの具体的な作成方法については、防災マニュアルの作り方|内容の考え方とコツで詳しく解説しています。よろしければお役立てください。
防災マニュアルは誰が見てもわかりやすいものにする
企業における防災マニュアルは、わかりやすいものを目指す必要があります。災害時にはじっくりと防災マニュアルを見る暇がありません。そのため、混乱した状況下でも誰が見てもすぐに内容を理解できる防災マニュアルを作る必要があるのです。
わかりやすい防災マニュアルにするための工夫には、例えば以下のようなものが挙げられます。
- イラストや写真を活用する
- 文字数を短くまとめる
- 項目は7つまでにまとめる(人間が一度に理解できる情報の限界数)
- チェックリストを取り入れる
上記を心がけることで、ぱっと見て視覚的にわかりやすい防災マニュアルが完成します。
防災マニュアルを作るためのわかりやすい参考サイト9選
防災マニュアルを作成する際は、確かな情報源から必要な情報を取り入れることが大切です。
ここからは、防災マニュアルの作成時に役立つホームページを紹介します。
ハザードマップやリアルタイム情報
防災マニュアルを作成する際は、どのような災害が起きるかを想定する必要があります。災害のリスク確認で役立つのが、ハザードマップです。ハザードマップを活用すれば、様々な災害を想定した防災マニュアルを作成できます。
こちらのホームページにあるハザードマップでは、災害発生時に危険な地域をわかりやすく提供しています。地域を検索して起こりうる災害を選択すれば、災害範囲をマップに重ねられるので、簡単に災害リスクを確認可能です。
国土交通省:防災情報提供センター
災害時には、周辺状況や被害状況を正しく理解しなくてはなりません。状況に応じた対応をとり、従業員の命を守るためです。
こちらのホームページでは、国土交通省が提供する防災情報が提供されています。全国の気象情報や河川情報、地震津波情報などをリアルタイムで確認できるので、災害時の情報収集にもお役立てください。
上記ホームページの他、各都道府県も情報提供をおこなっています。企業のある地域で検索をしてみましょう。
防災基礎情報
内閣府:防災情報のページ
こちらは、内閣府が提供する防災情報のホームページです。防災に関する基本的な情報が、内容別にまとめられています。災害対策基本法や防災計画など、防災マニュアルを作成する際に必要な情報が掲載されているので、ぜひ確認しておきましょう。
NHK:そなえる防災
こちらは、NHKが提供する防災に特化したホームページです。動画やイラストなどを活用しているので、防災になじみがない企業にもわかりやすくまとめられています。
専門家が担当するコラムや、災害に関する質問に答えるコーナーもあるので、防災マニュアルの作成時に役立ちます。災害や防災について考える際には、ぜひ目を通しておきたいホームページです。
初期対応や応急救護
消防庁:防災マニュアル
防災マニュアルには、災害時の初期対応や応急救護についても記載する必要があります。災害時には、何よりも従業員の命を守る必要があるためです。
消防庁が提供するこちらのホームページでは、地震発生時の行動についてイラストを交えながら記載されています。揺れが収まったあとの初期消火、救出活動などについてもわかりやすく説明されているので、ぜひご活用ください。
東京都渋谷区:渋谷防災
こちらは、東京都渋谷区が提供している防災ブックです。渋谷区民向けに作られた防災マニュアルではありますが、初期行動や初期消火、応急救護など参考になる内容が多く掲載されています。
イラストも多くカラフルでわかりやすいので、防災マニュアルの作成時に役立ちます。
内閣府大臣官房政府広報室:政府広報オンライン
こちらは、内閣府大臣官房政府広報室が提供している応急救護についてのホームページです。シーン別に応急救護方法について記載されています。
心肺蘇生やAEDの使用方法についても説明されているので、防災マニュアルを作成する際はぜひ目を通しておきましょう。
わかりやすい防災マニュアルの参考例4選
ここからは、わかりやすくまとめられた以下の防災マニュアルを紹介します。
- 東京都港区:事業所向け防災マニュアルNever Too Late
- 埼玉県:防災マニュアルブック
- 大阪府大阪市:市民防災マニュアル
- 東京消防庁:防火管理ポケットマニュアル
簡単な内容とともに紹介するので、ぜひお役立てください。
東京都港区:事業所向け防災マニュアルNever Too Late
東京都港区:事業所向け防災マニュアルNever Too Late
こちらは、東京都港区が提供している事業所向けの防災マニュアルです。ボリュームはあるものの、写真などを交えながら防災の必要性に訴えかけており、わかりやすくまとめられています。必ずおこなう対策と、おこなった方がいい対策に分けて災害対策を紹介しているので、早急に対策をおこないたい企業にも適しています。
災害対策の他、事業が停止するリスクに備えるBCP(事業継続計画)についてもまとめられているのが特徴です。
BCP策定については、BCP策定の重要性とは?初めてでもわかる策定手順とメリットで詳しく解説しています。よろしければお役立てください。
埼玉県:防災マニュアルブック
埼玉県:防災マニュアルブック
埼玉県が提供している防災マニュアルです。家庭版をメインに展開されていますが、企業の参考になる部分も多くあります。一文を短くしてイラストを活用しているので、わかりやすい防災マニュアルを作成する際の参考になるでしょう。
こちらの防災マニュアルブックでは、災害時に必要な備蓄品についても触れられています。防災マニュアルの準備をしつつ、備蓄品についても理解を深めましょう。
備蓄品については、企業防災の備蓄品|もしもにそなえてできることで詳しく解説しています。よろしければお役立てください。
大阪府大阪市:市民防災マニュアル
大阪府大阪市:市民防災マニュアル
大阪府大阪市が提供している防災マニュアルです。大阪市民向けに作られた防災マニュアルではありますが、災害の種類に応じてわかりやすくまとめられているため企業の防災マニュアルにも役立ちます。
イラストが多用されているので、最後までスムーズに読み進められます。安全対策や応急救護なども盛り込まれているので、防災マニュアルを作成する際の参考になるでしょう。
東京消防庁:防火管理ポケットマニュアル
東京消防庁:防火管理ポケットマニュアル
東京消防庁が発行している防災マニュアルです。タイトリングは防火管理としていますが、防災全体について記載されています。
こちらの防災マニュアルは、小さいサイズで管理できるのが特徴です。携帯できるため、従業員に配布して身近においてもらえる工夫がされています。わかりやすい防災マニュアルを作ったら、従業員に周知することも力を入れましょう。
わかりやすい防災マニュアルで企業と従業員を守ろう
今回は、わかりやすい防災マニュアルについて紹介しました。
災害時は防災マニュアルをじっくり読む状況ではないため、ぱっと見ただけで誰もが理解できる内容でなくてはなりません。
一文を短くしてイラストや写真多用すれば、視覚的にわかりやすい防災マニュアルが完成します。正しい情報をもとに、誰が見てもわかりやすい防災マニュアルを作成しましょう。
防災マニュアルの基礎知識や作成例については、こちらの記事で詳しく解説していますので、よろしければお役立てください。
コメント